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お奨めの一冊

お奨めの一冊
 
1本5000円のレンコンがバカ売れする理由
2021-04-09
1981年(昭和56年)霞ヶ浦のレンコン農家に生まれ、1981年(昭和56年)霞ヶ浦のレンコン農家に生まれ、大学で民俗学を専攻し社会学博大学で民俗学を専攻し社会学博士でもある著者が先祖代々の農業に活路を見出し画期的な販売手法で1本5000円のレンコンができるまでの戦略ストーリー。
 
戦後日本の農業は、生産面積を拡大し、常に技術革新を怠らず効率化・合理化によって生産コストを下げ、生産量を増大させる「生産性の向上モデル」が推奨されてきました。
 
ここで紹介する茨城県の野口農園は、その呪縛から解放されたことにより1本5000円のレンコンが誕生しました。
 
エルメスの代名詞であるバッグ「バーキン」の原料は牛の皮です。原価と製造コストだけで300万円はあり得ません。それが売れる仕組みに着目しました。
 
農業にも歴史、味、ブランド、デザインがあります。 
これらを組み合わせることにより、今までにないレンコンが誕生しました。
 
「買ってください」のお願い営業は一切せず、国内はもとよりニューヨーク、パリ、フランクフルトからも注文が殺到しています。
 
従来の考え方で生産、販売してきた父親との凄まじい葛藤場面は、企業経営にも相通じるものがあります。
 
農業関係者・経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< 野口憲一著 新潮社編 720円 >
 
 
 
経営者とは 稲森和夫とその門下生たち
2021-03-29
「盛和塾」とは稲森和夫氏(京セラ名誉会長・KDDI最高顧問・JAL名誉会長)が主宰した経営塾。
 
冒頭「大義」について、「経営者になってお金を儲けたい」「金持ちになりたい」という我欲を動機として会社興すと、欲を追及するあまり結果としてつまずくことになると説いています。
 
氏が第二電電(現KDDI)をつくるまで日本国内の電話事業は電電公社(現NTT)の独占でした。当然電話料金は高止まりしていました。  
本業のセラミックとは無関係の電話事業に乗り出すことについて誰もが驚きを隠せませんでしたが、そこには電話料金を安くしたいとの一念からの創業がありました。
これはまさしく「大義」です。
 
上記の例に始まり本書では、「アメーバ経営、フィロソフィ(哲学)、利他の心、ダム経営、人間的魅力、経営の原点12カ条等」経営者が学ぶべき心得が凝縮されています。
 
1章は稲森和夫氏本人、2章は盛和塾生7人が登場します。 
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< 日経トップリーダー編 日経BP社 1,500円 >
 
 
 
お金の減らし方
2021-03-22
元国立大学工学部助教授であり工学博士、小説家とういう異色の著者。
工学博士らしく、子供のころから鉄道・飛行機模型、音響装置、自動車等に興味を持ち小説もこれらを中心に、S&Mシリーズ、Ⅴシリーズ、百年シリーズ等多数出版しています。
 
少しの余裕があるから必要という錯覚に陥り不要なものまで買ってしまう。   
無駄に減らすのではなく、「必要なものより欲しいものを優先するお金の減らし方」を自身の経験から説いています。 
 
価値は、欲しいもの、やりたいこと、という物体や行為自体にあるのではなく、それを手に取ったとき、それをやっているときの自分に生じるものと考えた方が適切である。 
同時にそれによって自分が高まれば、価値はさらに大きくなる。(抜粋)
 
あとがきで著者自身、「学生時代の漫画本と車(下取り)以外所有物を売ったことがない」と断言しています。
 
ネットオークション、リサイクルショップが繁盛している今は豊かなのでしょうか? 
欲しいものと、必要なものを整理してはいかがでしょうか。
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< 森博嗣著 SB新書編 880円 > 
 
 
 
回想のすすめ 豊潤な記憶の海へ 
2021-03-10
ひとり過去の歳月をふり返る。それは、誰にも侵すことができない豊穣の時間である(抜粋)
 
不安な時代にあっても変わらない資産があります。
それは人間の記憶。
年齢を重ねれば重ねるほど無尽蔵に湧いてくる記憶には、人それぞれ懐かしいものがあります。
 
過去には戻れません。しかし、思い出に浸っている間は当時へタイムスリップし豊かな気分になれます。
 
本書では、高齢者ほど無尽蔵にある記憶という資産を大切にすることで豊かな人生を送ることができるとしています。
 
後半の「回想・一期一会の人びと」では、ロック歌手のミックジャガーから川端康成、阿佐田哲也ほか筆者が出会った記憶に残る人々を紹介しています。 
思わぬ名前を見かけ、懐かしさがこみ上げてきます。 
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。  
 
< 五木寛之著 中公新書ラクレ編 820円 > 
 
 
 
疫病 2020 
2021-02-26
昨年1月中国湖北省武漢で発生した新型コロナウィルス感染症。
当初「対岸の火事」と思われていたものが、1月25日に始まった「春節」で中国人30億人が大移動し瞬く間に世界中に拡散。
 
台湾ではいち早く対応し、的確な判断で国民の命を救う。 
わが国では、ダイヤモンド・プリンセス号で陽性反応が続出していたにも拘らず、「モリ・カケ・桜」で国会は空転し、対策が後手、後手に。
時間が経過するほど迷走を始める「官邸」「厚労省」。
 
筆者は現地の状況を分析しながら、秘密を暴いていく。
 
 第1章 飛び込んできた災厄  
 第2章 お粗末な厚労省   
 第3章 異変はどう起こったのか  
 第4章 告発者の「死」
 第5章 怒号飛び交う会議 
 第6章 中国依存企業の衝撃  
 第7章 迷走する「官邸」「厚労省」
 第8章 台湾の完全制御作戦  
 第9章 リアリストたちの反乱 
 第10章「自粛」という名の奮戦  
 第11章 武漢病毒研究所
 第12章 混沌政界へ突入  
 第13章 中国はどこへ行く 
 第14章 未来への教訓 
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。
 
< 門田隆将著 産経新聞出版編 1,600円 > 
 
 
 
トラックドライバー 荷物はなぜこんなに早く安く確実に届くのか?
2021-02-22
ネット販売の急伸を支える物流。
以前「3年我慢すれば家が建つ」と言われた、きつい職場のトラックドライバー。
 
大手信用情報によるとコロナ禍で配送コストの低価格化が進み、中小規模の配送業者は倒産・廃業を余儀なくされるケースが出てきています。
一方、物流大手では巨大な配送センターの配備により、効率的に運ぶ仕組みが構築され中小規模との格差が表れています。 
 
著者は、長年物流業界に携わり、環境変化の速さを実感しています。
本書では、その最前線で働くトラックドライバーに視点をあて、長距離から軽貨物までトラックに同乗しドライバーと同じ目線で境遇を体験しています。
 
長距離ドライバー:深夜に出発し全国に荷を届け、家に帰るのは週2日。
宅配ドライバー:当日配達のジレンマ。
軽貨物:一人親方としての収入確保。 
いずれも厳しい環境に置かれていますが、その魅力に取りつかれたドライバーの現実をルポしています。
 
ネット通販利用者・経営者・幹部にお薦めの一冊。
 
< 刈屋大輔著 朝日新書編 790円 >  
 
 
 
 
諦めない経営 峠の釜めし荻野屋の135年 
2021-02-10
荻野屋第6代目の著 
創業1885年(明治18年)。誰でも一度は食べたことがある「峠の釜めし」。
群馬と長野の県境、碓井峠近くの山深い地で温泉宿を営んでいたところ、近くに鉄道が敷設されることになり駅で弁当販売を始めたのが始まり。
駅弁を最初に考案したのは荻野屋であり、弁当で135年続くのは日本最古。 
 
「手作りの味、温かい、ご飯が折箱の蓋につかない」の三点を追及していたところ、1957年(昭和32年)益子焼との出会いがありあの独特な釜の容器で売上急増。
 
1997年(平成9年)高度成長とともに、新幹線の開通で横川-軽井沢間の電車が廃止となり、横川駅での売り上げは99%減となり危機的状況に。
さらに、2003年(平成15年)先代社長が61歳で急逝し、突然呼び戻され社業に専念。
 
2012年第6代目代表取締役に就任したものの、多額の借金で金融機関から突然「財務体質の改善・改善計画策定」を通告され苦境に陥るが、ここから6代目社長の奮闘が始まり、主力である峠の釜めしから食関連の多角化に乗り出し窮地を凌ぐ。
 
社是「感謝・和顔・誠実」と共に、「広告に使う金があったら衛生に使え」でより堅実経営が伺えます。
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。
 
< 髙見澤志和著 ダイヤモンド社編 1,500円 >
 
 
 
禅、シンプル生活のすすめ 
2021-01-29
コロナ禍で生活が一変しました。
いままであたり前だった習慣が否定され、非日常が日常へ。
そんな中、一人で心の安らぎを得られることがあります。 
 
古来伝わる「禅」のことばはなぜか心を豊かにします。
第1章 今日のあなた」を元気にする30項  
      「習慣」をちょっと変えてみる 
第2章 生きる「自身」と「勇気」が湧く30項
       ものの「見方」を変えてみる 
第3章 迷い・悩みに「答え」をくれる20項
      人との「関わり方」を変えてみる
第4章 どんな日も「最高の一日」にする20項
     「今」「この瞬間」を変えてみる
 
92:「不安なときほど、自分を信じる」
    不安にも、表と裏の顔がある。頑張れば頑張るほど不安になるかもしれません。 
    そんなときには、「不安の裏側にあるもの」を見てください。そこには必ず「自信」というものがあるはず
    です。
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。
 
< 枡野俊明著 三笠書房編 571円 >
 
 
 
2025年を制覇する破壊的企業 
2021-01-20
①グーグル、②アマゾン、③フェイスブック、④アップル、⑤ネットフリックス、⑥マイクロソフト、⑦テスラ、⑧インポッシブル・フーズ、⑨ロビンフッド、⑩クラウドストライク、⑪ショッピファイ
本書では、これら11社を世界最先端の企業として取り上げています。
 
⑧インポッシブル・フーズ 
アメリカの「食」業界で革命を起こしている企業。
肉がダメなベジタリアン向けに開発された、牛肉のような食感が楽しめる代替肉。
原材料は大豆で、有害な化学調味料は入っておらず、栄養価が高いと評判。
時価総額約5000億円のベンチャー企業。
 
⑪ショッピファイ
ネットショッピングといえば、アマゾン・楽天が有名ですが、ECサイト(インターネット上で商品を販売する)の開発・運営を手がけ、ライバルが多いビジネスモデルにもかかわらず、使い勝手が突出しており、アマゾン・楽天への出店から乗り換える企業が続出。
時価総額は、約10兆円で日本の企業と比べると、ホンダ(時価総額5兆円)の倍、三菱商事やソフトバンクの時価総額も抜き始めています。
2007年創業のベンチャー企業がここまでの規模になっていますので注目に値します。
 
1部では、11社を紹介していますが、2部では5年後に破壊される「企業」、台頭する「企業」。5年後に破壊される「仕事」、台頭する「仕事」が解説されています。
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。
 
< 山本康正著 SB新書編 900円 >
 
 
 
人新世の「資本論」 人類が地球を破壊しつくす時代 
2021-01-12
“ひとしんせいの資本論”気候変動問題をマルクスの資本論で解説した注目の書。
人新世とは、人類の経済活動の痕跡が地球の表面を覆い尽くした年代のことです。
 
都市には道路・河川・農地・建物。海にはプラスティックごみ。大気には二酸化炭素。
結果、環境破壊・気候変動が起こりスーパー台風、山火事等自然災害が急増しています。
 
マルクスは150年前「資本論」の中で資本主義は労働者を過剰に働かせ、搾取し「成長」することで、利益追求すると説きました。(資本主義の否定)
「成長」するためには、より便利なもの、使いやすいものが生み出されその都度廃棄される。
 
最近国連が提唱し各国政府・大企業が推進する「SDGs(持続可能な開発目標)」が話題になっていますが、本来の地球に戻すためには、「便利」になった生活習慣を見直す必要があります。
今回のコロナ禍・パンデミックも「人新世」の産物と断言しています。 
 
これらを止めるには、何が必要か興味ある提言が書かれています。 
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< 斎藤幸平著 集英社新書編 1,020円 >
 
 
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