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お奨めの一冊

お奨めの一冊
 
夜と霧 心理学者、強制収容所を体験する
2020-06-05
心理学者である著者がアウシュビッツ強制収容所の支所に収監された体験を著した永遠のロングセラー。
 
行先は軍需工場での強制労働と告げられ1,500人が乗せられた列車は、貨車1台に80人が折り重なるように詰め込まれ何日もかけ移送される。
 
到着駅はアウシュビッツ駅。
 
心臓が止まる思いの中、手荷物検査が行われ価値あるものはすべて没収。  
男女に分かれ選別が行われ、人差し指で右・左を選別。
右は労働、左は労働不適格者や病人の収容所へ。
その後、一人二人と消えていく。
 
  第1段階 収容 
  第2段階 収容所生活 
  第3段階 収容所から解放されて 
 
収容されながらも心理学者として被収容者の心理を観察した研究者としての観察眼は冷静そのもの。
 
学生・経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< ヴィクトール・E・フランクル著 池田香代子訳 みすず書房編 1,500円 >
 
国民の修身 正しい日本人の姿がここにある
2020-05-25
「修身」と聞くと「戦前・軍国主義」と解釈され、この時代に相応しくないと拒否されがちですが、もともとは徳川時代に儒学が普及し、四書(論語・孟子・大学・中庸)が各地の藩校で読まれ、その中の「大学」を要約したものといわれています。 
それを明治政府が「小学校教則大綱」に盛り込み「修身」としました。 
 
小学三年生に本居宣長の話があります。
宣長はいつもうちの人に向かって「どんなものでも、それを探す時のことを思ったならば、しまう時に気をつけなければなりません。入れる時に少しの面倒はあっても入用の時に、早く出せる方がよろしい。」と言って聞かせました。
 
小学一年生が初めて学ぶ言葉、「よく学び、よく遊べ」、「時刻を守れ」、「怠けるな」、「友だちは助け合え」、「けんかをするな」、「元気よくあれ」、「食べ物に気をつけよ」、「行儀よくせよ」、「親の恩」・・・。 
 
「普通の人?」はあたり前と思いますが、最近のニュースを観ていると、もう一度子供(大人)たちに学ばせたいと思いたくなる場面に遭遇します。 
 
教育者・経営者・幹部にお薦めの一冊
 
< 監修渡部昇一 産経新聞出版編 1,000円 > 
 
 
リスクのしくみ 基礎知識の理解から具体的リスクの対処法まで
2020-05-18
今回の新型コロナウィルス感染被害を1年前に予測した人は皆無です。 
台風・地震等自然災害については誰もが、「来るもの」として、備えています。
 
人が生活するためには、さまざまなリスクがあります。 
そのリスクをあらかじめ予測し、回避することが出来たら生活も一変します。
本書では、仕事・健康から自然災害までのリスクを想定し被害をより少なくするための解説をしています。
 
健康管理のリスクでは、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ)と胃がんの関係について、「胃がん患者はほぼ100%ピロリ菌に感染している。 ⇒ ピロリ菌を除菌すれば胃がんのリスクを減らすことができる。」等々。
 
 第1章 リスク総論 
 第2章 リスク・マネジメントとリスク・アセスメント 
 第3章 リスク戦略の基本
 第4章 震災に備えるリスク戦略 
 第5章 さまざまなリスクの視点(1)
 第6章 さまざまなリスクの視点(2)
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< 石井至著 東洋経済編 1,600円 >
 
 
新訳 君主論 
2020-05-07

著者はイタリア・ルネサンス末期のフィレンツェ生まれ。 

  

外国勢力の侵攻により平和が脅かされる中、書記官として軍事、外交に携わり政変での「追放処分」を受けながらも、様々な君主と接し、失意の中執筆した名著。 

 

君主への「献辞」に始まり、①君主国の種類とどのような手段で征服されたか。②軍備、③君主としてあるべき姿。の三部で構成されています。

 

「どんな強力な権力であっても、油断すれば崩壊を招く。国家が崩壊するときは多くの国民の血が流れ、壊滅的打撃を受ける」  

 

古典でありながらもスリリングな展開は、現在の「企業」と置き換えても、多くのヒントが隠されています。 

 

外出自粛が続く中、経営者・幹部にお薦めの一冊

 

< マキアヴェリ著・池田廉訳 中公文庫編 781円 >

 
ビジネスを変える100のブルーオーシャン
2020-04-27
日経BP総研が20191月から「100のブルーオーシャン」と呼ぶリサーチ活動を進めてきました。
 
2030年に向け新たに生まれ大きく伸びる市場を100件、研究員とコンサルタント総勢80名がそれぞれの専門分野をピックアップしました。
 
 第1章 イノベーションが生まれる五つの構造変化 
 第2章 健康、食、QoL 人は幸せを求める
 第3章 人のデジタル化、超人化 個人情報こそ資産
 第4章 働き方を変える術 無形資産への投資
 第5章 シェアリング・サービス オープン時代の到来  
 第6章 社会問題、SDGsESG 有限資源を有効活用 
 第7章 新天地とテクノロジー どこまでも広がる 
 第8章 ブルーオーシャンを見つけるために 
 
現在進行中の新型コロナウィルス関連は記されていませんが、10年後に向けたヒントが隠された興味あるガイドブック。 
 
経営者・幹部にお薦めの一冊
 
< 日経BP総研著 日経BPマーケット編 2,000円 > 
 
 
 
孤塁 双葉郡消防士たちの3.11 
2020-04-17
2011311 1446分東日本大震災発生。
あれから9年、当時のことは溢れる報道で誰もがさまざまなシーンを思い出し、永遠に忘れることのできない大惨事です。 
 
しかし、福島第一原発の爆発事故については、放射能漏れに伴う立ち入り禁止区域設定によりあまり報道されていません。
 
双葉郡の消防士は英雄です。 
3号機爆発で負傷した自衛隊員や東電関係者の救急搬送は双葉消防署の隊員が行いました。被ばく覚悟の命がけの任務で「遺書」を書いて立ち向かった者も。
 
一ヶ月前の研修では、「原発事故は起きません」と説明を受けたとのこと。
 
本書は、事故発生当時から地元消防署ということで消火にあたった勇気ある消防士たちが語った実話です。
 
教育者・経営者・幹部にお薦めの一冊
 
< 吉田千亜著 岩波書店編 1,800円 > 
 
 
 
AI vs. 教科書が読めない子どもたち 人間が勝つために必要なこと  
2020-04-06
将来多くの仕事がAI(人工知能)に代替され失業が続出するというようなことが言われています。本当にそうなるのでしょうか。
著者は人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」のディレクターを務め、AIの最前線で活躍しています。
 
AIが文章を論理的に理解するためには文節が理解できなければなりません。そこで必要なのが基礎的読解力です。
 
そのために全国で25,000人の基礎読解力を調査した結果、中高生の多くに読解力が不足していることに気づきました。
 
AIはあくまでも計算機であり、使うのは人です。
その読解力をあげるために開発されたのが、リーディングスキルテスト(RST)です。
 
前編では、「ロボットは東大に入れるか」のプロジェクトで行われた実験。 
後編は、大規模な調査の結果わかった中高生の読解力の実態。
 
教育者・経営者・幹部にお薦めの一冊
 
< 新井紀子著 東洋経済編 1,500円 >
 
あれか、これか 「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門  
2020-03-23
「いまの人生」は「過去の選択」でできている。(抜粋)
選択とは価値判断。では何を基準に選択するか? 
「最も価値がある最も得する」で選んでいるのでは。
 
近代経済学の祖であるジョン・メイナード・ケインズは、「金融市場における投資家のパターンは『美人投票』である」と語った。といわれています。 
ここでいう美人投票とは、最も票数の多かった候補者に投票した人が賞金を得るというゲームです。このゲームで賞金を得るには、「自分が美人だと思うか」ではなく、「ほかのみんなが誰を美しいと思うか」の予想が重要になります。
 
本書では、「ねだん」と「ねうち」からモノの価値判断まで何を基準にすれば間違いが少なくなるかをエピソードとともに紹介しています。
 
著者は、2500社を超える企業の企業価値評価を手がけたファイナンスの第一人者です。
 
経営者・幹部にお薦めの一冊。 
 
< 野口真人著 ダイヤモンド社編 1,600円 > 
 
女たちのシベリア抑留 もう一つの歴史
2020-03-16
「私達に何の罪があるというのだ帰してください、帰してください、帰せ」(女性受刑者の言葉)(抜粋)
 
1945年(昭和20年)815日無条件降伏で終戦を迎えたはずが、88日「日ソ中立条約」を破棄したソ連軍の侵攻により、満州にいた日本人約58万人がシベリアへ移送され強制労働を強いられました。
戦後長らく女性抑留者はいないとされていましたが、201911月女性抑留者の全体像が明らかになりました。
 
陸軍病院看護婦:約150人、短期抑留者:80人、受刑者:114人、子供:24
 
抑留当初「生きて虜囚の辱めを受けず」の精神から護身薬として手渡された青酸カリを服毒し帰国を果たせなかった女性抑留者の存在も明らかになりました。
1956年(昭和31年)1212日、日ソ共同宣言が締結され、日本とソ連の国交が回復し、シベリアから最後の引揚船興安丸が1,025人を乗せ帰国しましたが、その後もソ連に留まった女性もいました。(理由は書中)
 
戦争の悲惨さといわれますが、平和な今だからこそ忘れてはならない先人の苦労に目を向けてください。
小説「不毛地帯」(山崎豊子著)も参考になります。
 
経営者・幹部にお薦めの一冊
 
< 小柳ちひろ著 文芸春秋編 1,700円 > 
 
天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い
2020-03-02
昨年124日アフガニスタンで銃撃に倒れた中村哲医師
 
1984年日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)からパキスタン北西部ペシャワールに赴任して以来、20年以上にわたってハンセン病を中心とする医療活動に従事。
 
その後アフガニスタンで医療活動のほか2010年からは、水があれば多くの難民を救えると、大旱魃(かんばつ)の地に1,600本の井戸を掘り、総延長25キロメートルの用水路を完成させ、アフガニスタンで国家勲章、名誉市民権を授与された唯一の日本人。
 
「信頼」は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても裏切り返さない誠実さこそが、人の心に触れる。それは、武力以上に強固な安全を提供してくれ、人々を動かすことができる。(抜粋)
 
現地での30年間の闘いは報道で知るより、より現実味があり海外援助の真の在り方を問う名著。 
 
教育者・経営者・幹部にお薦めの一冊
 
< 中村哲著 NHK出版編 1,600円 >
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